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SWEET HARD DREAMER / FOR YOUR LOVE / THE ALFEE (MK-OVERDRIVE)
Quartz / QUARTZ (火薬バカ一代)
今日の10曲 (失恋船長)
鋼鉄の巨人 / THE RENAISSANCE / THE ALFEE (MK-OVERDRIVE)
The Longer You Can Wait / The Alex Parche Project / The Alex Parshe Project (火薬バカ一代)
AMERICAN DREAM / AGES / THE ALFEE (MK-OVERDRIVE)
The Alex Parche Project / The Alex Parshe Project (火薬バカ一代)
Violent Theatre / MEPHISTOFELES (失恋船長)


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SWEET HARD DREAMER / FOR YOUR LOVE / THE ALFEE
"ジェネレーション・ダイナマイト""鋼鉄の巨人"に続いて桜井氏がリードヴォーカルを執るアルフィーのスピードメタル第3弾。ギターリフから始まるDP色濃厚ながらも音像は'80年代型HM/HRで、比較的平坦な音階の歌メロですがコーラスも含めてキー自体が高く3人とも限界シャウトでしょう。"もっときつい日々が君を待っている""時を越えて走り続ければ君こそSweet Hard Dreamer"という歌詞共々体育会系の勢いで突っ走ってますよ。旧来の本サイトユーザー諸兄に是非お薦めのキラーテューンです。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-05-01 01:18:21)



Quartz / QUARTZ

様式美BLACK SABBATHを支えた陰の功労者、故ジェフ・ニコルズ(Key)が在籍していことでも大事なバンドQUARTZが、BLACK SABBATHのトニー・アイオミにプロデュースを依頼し(結構ノリノリでアルバム作りに協力してくれたらしい)'77年に発表した『クォーツ・デビュー』なる新作腕時計の宣伝文句みたいな邦題が冠された1stアルバム。
彼らに関しては2nd『STAND UP AND FIGHT』(’81年)でその存在を知ったこともあり、てっきりNWOBHM集団に属するバンドだと思っていましたが、実際は結成時期が60年代まで遡る超ベテラン。なので本作に託されているサウンドにヘヴィ・メタリックな切れ味や疾走感は然程でもなく、寧ろ全体をベールのように被う薄暗さやシケシケ感等、兄貴分のBLACK SABBATHに薫陶を受けた70年代HRテイストが色濃く滲む仕上がりとなっています。一方で単なるサバス・フォロワーの地位に甘んじてはおらず、燻し銀のVoが歌う、愁いを湛えたメロディを携えて重厚に展開されるOPナンバー①なんて“HEAVEN AND HELL”を先取りしてしまったかのような名曲ぶりですし、後に続くKey/フルート/アコギを有用した、ちょいプログレ風味も入ったアレンジが初期MAGNUMを思わす②も最高。キャッチーなブギー③、ポップな序盤からシリアスに熱量を増していく④、ファズの効いたGが暴れ回るヘヴィな⑤…と続いた時点で、個人的には本作の完成度を確信するには十分過ぎるぐらいでしたよ。
新人バンドのフレッシュさとは無縁かもしらねど、代わりにこれがデビュー作とは思えぬベテランばりの貫禄と風格に痺れる一作です。(というか実際既に10年選手なんですけども)

火薬バカ一代 ★★★ (2025-05-01 00:31:10)



今日の10曲

『胸キュン/胸熱ロック 119』10選



①HURRY SCUARY - REACHING FOR THE SUN
映画TOP DOGの主題歌だったかな?
アルバムは英詩だがシングルには日本語版がある
個人的には南が歌う日本語詞の方が実は好きである
あれも込みで再発して欲しいねぇ
中間英明は画になるギタリストだが
完全に埋もれてしまった無念




②Wolf - Flying Higher
ベタだがPVも作られた
この曲が好きだ
魅力的な歌メロ
スリルに溢れたギターソロ
今なお色あせない名曲である








③SNIPER - OPEN THE ATTACK
ケニーの巻き舌全開の弾けっぷりがたまらん
抑えきれないエナジーが込められている
今でも十分過ぎるほどに熱い
ファーストインパクトが強かった
色んな意味でジャパニーズメタルだ
オランダでライブを成功させた日下部バーニーは凄い









④Alkaloid - Saints Alive ~ Black Master
関東メタルシーンの黎明期を支えたバンド
ギターのPANKYさん等は今なお現役で活動するレジェンドだ
歌い手は紅一点のANGELさん
2000年代にはSABER TIGERでも活躍しました色んな意味でジャパニーズメタルですが
それをひっくるめて好きだ
ドラマティックな重厚感溢れる本格派のサウンドで勝負する
当時として凄い事であろう



⑤Santers - Hotline
名曲の次にくるので分が悪すぎる
しかし曲自体はキャッチーでポップならが
骨太なサウンドが支配する
このバンドらしい曲だ
歌の上手さは全てを結審する



⑥ACTION ‎– City Fighter
みんなが知っているギターリフを下敷きに
このバンドらしい甘口さをブレンド
ハードだけど歌謡テイストが含まれています
これぞACTIONですよね
代表曲ではないけど捨てたくないね





⑦SAXON - State of Grace
前半のSEが効果的ですよね
爽快感すら漂うヴォーカルパート
対比するメタリックサウンド
新機軸を打ち出した2000年サクソン
勝負あったでしょう
サクソンアメリカンナイズド大爆笑である



⑧Clif Magness - Jenny's Still in Love
爽やかですね
そして男臭い歌声です
上手い歌い手ですよねぇ
こんなに爽やかな曲でも自己主張しています
この手のAOR系ハードサウンドは良心ですよ
春ですなぁ






⑨Zero Zero - Heart And Soul
素晴らしい曲ですが日の目を浴びる事無く埋もれていました
エモーショナルかつ繊細は歌声が曲調にバッチリハマる
珠玉のメロディアスハードサウンドである





⑩Gregg Rolie - I Will Get to You
こういう曲を嗜める歳になったかぁ
とオジサンになった自分も込みで感慨深いモノがあります
もっと評価されるべきAOR系サウンドの名盤
彼の肩書きなど不要である

失恋船長 (2025-04-30 05:57:41)



鋼鉄の巨人 / THE RENAISSANCE / THE ALFEE
中曽根さん流に言うと"星空のディスタンス"に現を抜かしてる場合じゃありません、まだまだありましたアルフィーのスピードメタル。仮タイトルが"メタル・キッズ"だったそうだし歌詞の中の"steel giant"って言葉が閃いて発展したと思われます。"汚れた街""欲望の嵐"や"吹雪の時代"といった逆境の中でも"誰にも負けない夢を持て"と1984年時点で時代を超えたメッセージ、ネット社会の今聴いてもハッとさせられます。↑で音がペラペラとお嘆きの方、参考までに当時のスタジオ版を挙げておきましょう。


https://www.youtube.com/watch?v=1rgQFeGUyPg

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-04-30 01:26:10)



The Longer You Can Wait / The Alex Parche Project / The Alex Parshe Project
バラードとまではいかないまでも、演歌に通じる泣きのメロディを
たっぷりとフィーチュアした叙情HRナンバー。歌うはウド・ダークシュナイダー。
金切声のイメージが強い御仁ですが、ここではシンガーとしての実力を
存分に発揮して、楽曲をエモーショナルに盛り上げてくれています。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-04-29 23:24:45)



AMERICAN DREAM / AGES / THE ALFEE
高見沢の作詞をLINDA HENNRICKが英訳したアルフィー初の全英語詞曲ですと。"ジェネレーション・ダイナマイト"や"悲劇受胎"等がスピードメタルならこの曲はDPや初期JPを彷彿させるハードロック。音像に限ってはどこがAmericanなのって位坂崎のヴォーカルもROB HALFORDしちゃって。"Knockin' on the door of opportunity"ってDPの復活ヒット? いやあっちは"~at Your Back Door"で裏口ですから歌詞にはしっかりタイトル通りのスピリットが表れていますよ。

MK-OVERDRIVE ★★★ (2025-04-29 01:50:02)



The Alex Parche Project / The Alex Parshe Project
グラサンかけた禿頭のオッサンが、ギターを構えてニッコリ微笑むジャケットだけ見ると俄かには信じ難いかもしれませんが、かつて輸入盤市場において「掘り出し物の作品がある」と高評価を獲得し、少し遅れてテイチクから国内盤のリリースも実現しているTHE ALEX PARCHE PROJECTが'93年に発表した1stアルバム(邦題は『ファースト』)。
中心メンバーはドイツ人ギタリストのアレックス・パーチ(今何やってんだろと調べてみたら'09年に肺炎で亡くなられていて驚いた)。当時は名前すら知らなかったのですが、参集したACCEPT~U.D.O.のウド・ダークシュナイダー、THUNDERHEADのテッド・ブレッド、VICTORYのフェルナンド・ガルシア、VENGEANCEのレオン・グーヴィ、謎の女性シンガー、アマゾン(仮面ライダーか)といった錚々たるゲスト・シンガーの顔触れからも、本国において確固たるキャリアを築いてきた御仁であることは一目瞭然(ZED YAGO~VELVET VIPERのユッタ・ヴァインホールドとBRESLAUなるバンドをやっていた時期もある模様)。
クラシカルな味わいを湛えたインスト⑥みたいな楽曲もあるものの、基本Gテクの披露より楽曲優先の姿勢が徹底されており、ゲストの助力も得て書き上げられている収録曲は、キャリアに裏打ちされた作曲術の冴えが伺える仕上がり。特に印象的なGリフが踊る哀愁のメロディアスHRナンバー①、正統派HMをテッドに歌わせるという人選がナイスな疾走ナンバー③、ウドの特徴的な歌声もあってまるでU.D.O.&ACCEPTな④と、イントロから演歌にも通じる猛烈な泣きを発散する⑦辺りは一際強い印象を受けた逸曲に仕上がっていましたよ。
同路線の2nd『SON OF A HEALER』共々、もし見かけたら一聴をお薦めする良盤です。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-04-28 23:10:30)



今週のアルバム10選

『ヘヴィメタルが聴きたい㊳』


①Phantom - Phantom
知る人ぞ知るUS産の正統派メタル
時代的にもっとも厳しい時代にリリースされた2枚目
適切なギターワークは常にメロディアスかつ攻撃的
そこに光沢のあるハイトーンが絡み
パワフルなリズムプレイは守備範囲を深く構え守っている
もっと認知されるべきバンドだ







②Glacier - Glacier
フランスのAxe Killer RecordsからヒッソリとリリースされたEP
2016年にBandcampでデジタル配信
幻の名品が再び世に放たれました
オリジナルは1985年
メロディ強めの正攻法で勝負するUS産ハードサウンド
まぁアメリカのシーンど真ん中ではないね
そこが最大の魅力だし
マニアが愛するポイントだろう
日本人好みのサウンドだ






③Venom - CAST IN STONE
オリジナルメンバー再集結も話題だが
それよりも話題を集めたのは音楽性だろう
攻撃的で野心に満ちあふれているが
普遍的なメタルサウンドへ急接近
その破天荒さはキープされているが
聴きやすさに驚かされた





④Iron Cross-Iron Cross
アルバム一枚で消えた為に認知度は絶望的な低さだが
作品のクオリティは知名度の低さを覆す魅力がある
我らがエンジェル・ウィッチのカヴァーまでやるのだが
このバンドがアメリカのエンジェル・ウィッチと呼ばれる事に異論は無い
ドライだが暗黒成分は十分充満している



⑤ANTHEM OFFICIAL BOOTLEG
限定生産の為に今現在は流通されていないが
ファンならずとも興味のある音源と映像が収録された3枚組
中間英明時代の音源があるのが嬉しい
そしてヘヴィメタルフォースに提供した前田トニーアンセムも楽しめる
また完全未発表曲のデモも収録と侮れない内容だ
粗い映像集だが福田洋也最後のステージを視聴出来たのは感慨深いモノがあった
初々しい清水明男も拝めますよ

失恋船長 (2025-04-28 03:08:19)



Violent Theatre / MEPHISTOFELES

南米はアルゼンチンを代表するカルトドゥーム番長。ドゥーム自体がマイナーだからあれなんですけどね。前作から3年ぶりにリリースされたフルアルバム。間にシングルだのEPだのライブ盤だのコンピ作などリリースしているので、熱狂的なファンにとってはご無沙汰ではないのかも知れないが、個人的にドゥームへの愛着と見識はそこまでではないので、すっかりこのバンドの事を忘れていました、勿論、前作リリースの激エロ発禁写真満載のブックレットには驚きましたが、今作は、そんな輸出不可能なデンジャラスな事をやっていませんが、音の方は危険な香りをプンプン漂わせるサウンドを展開。
もうあの刺激的なジャケ&中身を知っている身としては、もっと俺を裏切ってくれという寂しさはあるものの、CDが日本盤があるという奇跡がおこれば文句は言えまいだろう。

音楽性は初期サバスに根ざした本格派のドゥームロック。禍々しい腐臭漂うヴィンテージサウンドは彼らの専売特許、カルト的な音ではあるのだが、初期サバスが本当に好きなマニアならば、ここで展開される押し引きを心得たリズムセクションの酩酊感、そのやり口は、揺らめくマリファナの煙が鼻腔をくすぐるように、聴き手を幻惑する作用を司っている。
ギターも闇の世界へ誘うように狂おしい音色をかき鳴らし、ギターソロでは冥府の入り口に立ち、こちらへと誘う。危険な極まりないサウンドは今作も健在でした。14分に及ぶ大作ナンバーを聴き通せるマニアならば、今作の凄さ&このバンドの持つ無限の可能性を感じることが出来るでしょう。
冷淡に泣き響くピアノの旋律、深い悲しみと冷徹なる恐怖が奈落の底へと誘います。

全体的にソリッドかつヘヴィな要素も以前より多く見られるようになった、このあたりはドゥーム初心者にも勧めやすい要素も増えたが、ドゥーム特有の癖のある音像、そのミックスが苦手な人は、やはり避けるべきだろう。
それにしても、ドゥームってのは、敷居が高いよね。聴いていて思考が歪められる。真剣に聴けば聴くほど、妙な感覚を覚える。その中毒性がカルト的な人気を呼ぶのだろう。とはいえ新しいアイデアの音楽ではない。それもまた魅力なんだろう。

失恋船長 ★★★ (2025-04-28 02:18:16)